MMS 勉強会

ChatGPTのGPTsが、プラグインに。
GeminiのGemが、スキルに。

移行前にやっておきたいこと

サービス終了で「作ったものが使えなくなる」前に、手元に残すための勉強会

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この勉強会について

目的とゴール

目的

GPTsとGemのサービス終了に伴い、これまで自分で作ってきたカスタムAIを、Claude Code・Codex・Geminiなどでこれからも使い続けられる「スキル」へ移行できるようになること。その背景と対応方法を学びます。

①

全体像をつかむ

2つのサービス終了の内容と、終了までの流れを理解する。

②

自分の棚卸し

作ってきた GPT と Gem が、どこに・どれだけあるか確認する。

③

移行方法を理解する

スキルへ移す手順と、移らないものの扱いを知る。

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今回の対象

どちらも「作ったものが使えなくなる」変更です

GPTs(ChatGPT)

指示やファイルを覚えさせた、自分専用のカスタムGPT。リンクで他の人と共有もできました。

→ 提供が終了します。移行先は「プラグイン」。

Gem(Gemini)

指示やファイルを覚えさせた、自分専用のカスタムAI。用途ごとに作り分けて使ってきました。

→ 提供が終了します。後継は「スキル」。

日程と詳しい中身は、このあとの各章で1つずつ確認します。

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第1章

GPTs編

ChatGPTのカスタムGPT。終了の内容と、プラグインへの移行を見ます。

  • 1終了までに何が起きるか
  • 2終了日に消えるもの
  • 3移行先「プラグイン」の引き継ぎ
  • 4移行した後はどうなるか
  • 5共有はどうなるか/共有してもらったGPT
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GPTs編|GPTs(ChatGPT)

GPTs は、提供そのものが終わります

  • 個人プランでは、GPT の新規作成と公開はすでにできません
  • 既存の GPT は、提供終了日まで使用・編集ができます
  • 2026年12月11日で、カスタムGPTとそのページにアクセスできなくなります

対象はすべての ChatGPT プランです。日程は公式では「予定」で、最終的にはアカウント内の通知が優先されます。

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GPTs編|GPTs(ChatGPT)

12月11日に消えるもの

GPT 本体

自分が作った GPT が開けなくなります。

共有リンク

配ったリンクは無効になります。

GPT Store 掲載

公開していた GPT も対象です。

「共有だけが制限される」のではありません。本体ごとの終了なので、共有も一緒に終わります。
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GPTs編|GPTs(ChatGPT)

移行先は「プラグイン」。引き継げるもの・ないもの

引き継がれる

  • 指示文(プラグイン内の「スキル」に)
  • 知識ファイル(参照ファイルに)
  • 接続済みのアプリ(Gmailなど外部サービスとの連携)

引き継がれない

  • 選んでいたモデル
  • カスタムアクション
  • 共有・公開の設定

公式の移行機能(「マイ GPT」から「プラグインに移行」)で移せます。移行すると元の GPT は読み取り専用になります。

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GPTs編|GPTs(ChatGPT)

移行した後も、指示とファイルは見て、直せます

  • 移行した指示文(スキル)と参照ファイルは、後から内容を確認できます。公式 FAQ も「移行後に中身を確認し、テストする」手順を示しています
  • 編集もできます。ただし GPT のような設定画面ではなく、@plugin-creator にチャットで頼む形です
  • 元の GPT は読み取り専用になります。以後の編集はプラグイン側で行います
頼み方の例:「〇〇プラグインに設定されている指示文を、省略せずに見せてください」「回答ルールに『必ず具体例を付ける』を追加してください」
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GPTs編|GPTs(ChatGPT)

移行後は、ChatGPT の外でも使えます

  • 呼び出しは @プラグイン名。内容が合えば、ChatGPT が自動で選ぶこともあります
  • ChatGPT Work や Codex でも使えます(公式)。ただし、プランや環境によって使える範囲は変わります
  • いちど移行すると元に戻す方法は公式に示されていません
だから移行前が大事です。大事な GPT は移行前に、指示文とファイルを個別に保存。まず1個だけ移行して、中身が欠けていないか確認してから残りを進めましょう。
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GPTs編|GPTs(ChatGPT)

だから「共有できなくなる」と言われます

  • 移行したプラグインは、最初は非公開です
  • 元の共有相手に、自動でアクセス権は付きません
  • 個人のプラグインを一般公開するには、別途「申請手続き」が必要です
SNSで回る「ZIPで渡せば共有できる」という方法は、公式 FAQ では確認できていません。公式の手順として案内はしません。
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GPTs編|GPTs(ChatGPT)

他人から共有してもらった GPT は、どうなる?

自分では移行できません。指示文は利用者には見えず、知識ファイルも取り出せない作りです。手は3つあります。

①

作った人に頼む

プラグインへ移行して、共有し直してもらう。

②

作り直す

してくれていた仕事を、自分の言葉で自分のスキルに。

③

記録を残す

過去の会話は終了後も見られます。使い方の控えに。

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第2章

Gem編

GeminiのカスタムAI。終了の日程と、スキルへの移行を見ます。

  • 1日程と対象
  • 2自動で移らないものと退避
  • 3Gem をスキルにする手順
  • 4今のうちにやっておきたいこと
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Gem編|Gem(Gemini)

Gem は「スキル」に置き換わります

  • 個人アカウント(18歳以上):11月17日に読み取り専用(開けるが、使えない・編集できない)
  • 12月17日に Gemini アプリから削除され、スキルとして自動で作り直されます
  • 法人(Workspace)は2027年3月以降、学校は2027年6月以降と、別日程です

後継のスキルは、AI サブスクリプションなしでもチャットで使えます。

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Gem編|Gem(Gemini)

自動で移らないものは、先に退避を

移らないファイル

音声・動画・旧 Office 形式(.doc など)・圧縮ファイル・GitHub ファイル。

100MB の上限

スキル1つのファイル総量は100MBまで。超えると大きいものから外れます。

退避の締切

移らなかったファイルは、12月17日までに Gem からダウンロードを。

動画作成・音楽作成・Canvas・Deep Research など、Gem で使えた機能の一部はスキルでは未対応です(公式ヘルプ)。
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Gem編|Gem(Gemini)

Gem をスキルにする手順(公式)

移したい Gem を開き、知識ファイルを個別にダウンロードする

「カスタマイズ」→「スキル」→「作成」→「手動で作成」で、Gem の名前・説明・指示をコピーして新規スキルを作る

ファイルを付ける場合は、作ったスキルをダウンロードし、SKILL.md(スキル本体のファイル)とファイルをフォルダにまとめて「スキルを置き換える」で再アップロード

自動移行に任せる場合も、移行後にスキル一覧で中身と有効化の状態を確認しましょう。呼び出しはチャットで「/」+スキル名です。ファイルを付ける場合、フォルダ名はスキル名とそろえ、英小文字とハイフンだけにします。

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Gem編|Gem(Gemini)

自動で移ります。でも、主力のGemだけは今のうちに

  • 全部の Gem をやる必要はありません。毎週使う主力の1〜3個に絞ります
  • その Gem は、指示文をコピーして手元に保存し、知識ファイルもダウンロードしておく
  • 11月17日までに、作ったスキルと現行の Gem に同じ頼みを投げて、出力を比べる

スキルは「開いて使う」から「チャットの中で呼び出す」に変わるため、動きや出力が変わることがあります。17日を過ぎると、比べる相手(現行の Gem)がいなくなります。

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Gem編|Gem(Gemini)

一括の近道はありません。でも、整理はAIに頼めます

  • 全 Gem を一括で書き出す方法は、公式ヘルプにはありません。手動の移行は Gem ごと(ファイルを個別にダウンロード)が公式の手順です
  • 指示文を「名前・説明・指示」に分ける整理は、通常の Gemini チャットに頼めます
Geminiへの頼み方(例)
下に貼るのは、GeminiのGemに入れていた指示文です。スキルとして作り直すので、次の3つに分けて整理してください。
1. 名前:英小文字とハイフンだけの、何をするスキルか分かる短い名前
2. 説明:このスキルを、どんな頼みのときに使うのかが分かる1〜2文
3. 指示:やることを短い箇条書きにし、最後に出してほしい答えの例を1つ入れる
元の指示文の中で、意味があいまいな所や矛盾している所があれば、整理する前に質問してください。
【Gemの指示文】(ここに貼る)
チームで共有していた Gem は注意です。スキルを人と共有する機能はまだなく、公式は「今後数週間で対応予定」としています。当面は、整理した「名前・説明・指示」を渡して、各自で作る形にしましょう。
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まとめに向けて

各社とも「スキル」に寄ってきています

  • Gemini のスキルも、プラグインの中身も、AI エージェントのスキルも、土台は SKILL.md(指示を Markdown で書く形式)
  • 自分の GPT や Gem は、プラットフォーム上だけでなく、自分の手元にスキルとして残す選択肢もあります
  • 手元に残せば、提供元の都合で消える心配がありません

「どこで作るか」より「指示とファイルを、自分の手元に持っているか」が大事になってきました。

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今やること

締切までの進め方

棚卸し:自分が作った GPT と Gem を一覧にする(大事なものに印)

バックアップ:指示文と知識ファイルを、自分の手元に保存する(まず主力の1個から)

移行と動作確認:プラグイン/スキルへ移し、動くか試す(Gemは11月17日までに、現行のGemと出力を比べる)

共有の手当て:共有相手に連絡し、必要なら再共有する

締切:GPTs は 12月11日、Gem は 12月17日。過ぎると中身を取り出せなくなります。
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まとめ

消えるのは「置き場所」。中身は、今なら持ち出せます

指示文とファイルさえ手元にあれば、行き先は選べます。まず棚卸しとバックアップから。

参考・出典

・OpenAI ヘルプセンター「カスタム GPT の提供終了と移行に関する FAQ」:help.openai.com/ja-jp/articles/20001519

・OpenAI ヘルプセンター「Plugins in ChatGPT」:help.openai.com/en/articles/20001256

・OpenAI ヘルプセンター「ChatGPT の GPT」:help.openai.com/ja-jp/articles/8554407

・Google ヘルプ「Gem からスキルへの移行について」:support.google.com/gemini/answer/18560919

・Google ヘルプ「Gemini アプリ向けのスキルを作成して管理する」:support.google.com/gemini/answer/17094296

※ 日程はいずれも公式発表時点の「予定」です。最終的には各アカウント内の通知をご確認ください。

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